福山ショックを受けて。歌のおにいさんとアイアムアヒーローのススメ。
もう随分と時間が経ってしまった気がするが、福山雅治結婚の衝撃について。
かくいう私がこのニュースをどこで知ったのかというと、旅先でだった。シャトルバスの中で出発を待っていたら、80歳くらいのお爺さんがよっこらしょ、と同じバスに乗ってきた。その直後、お爺さんを追いかけるように車内に入ってきた70歳くらいのオバサマが息つく間もなくお爺さんに言った。「福山雅治が結婚したらしいわよ。」
80歳のお爺さんをも襲う福山ショック。その威力たるや冥王星くらい吹っ飛ばせそうだ。旅から戻ったら日本中の女子が悲しみに暮れていたのは言うまでもない。
私は前職が芸能界と近かったこともあって、芸能人の結婚には全く何も感じない。そもそも、そんなに好きな芸能人などいない。どちらかというと仕事関係の人達というイメージなので、好きになる=リアルな恋愛対象ということになってしまうと思うが、そんな不毛な恋愛をする気もなければ相手にされる気もしないので、好きになることなどない。だから正直、福山ショックのショック加減がイマイチよく分からない。
仕事をしているときにも、俳優の結婚問題というのは不思議だった。女優はそんなことないのに、男優はとにかく結婚しない。舞台役者なんかだど、本当は結婚しているのに頑なに隠している人もいる始末。理由は、結婚すると確実にファンが減るから。
本当に、意味が分からない。
「自分が結婚できるなんて思っていないが、誰かのものになってほしくない。」
きっとまあ、そういう気持ちなんだろう。そこで、そんなショックを乗り越えるため2つの方法を提案しようと思う。
その1:横山だいすけを見習え。
芸能人とはいえ、生身の人間だ。飛影が躯とくっついちゃう(注:幽白)のとはわけが違う。結婚するなら、相手も生身の人間に違いないのだ。本気なら、その座目指して頑張ってみるのが筋ってもんではないのか。ヘアメイク・マネージャー・映像制作・舞台制作・広告代理店・スタイリスト・カメラマン・雑誌編集者…直接会う方法なんていくらだってある。好きになった時点で社会人だったから手遅れ?いや、そんなことはない。イベント企画してゲストに呼ぶとか、死ぬ気で知り合いや友達を伝っていくとか。とにかく、「ファン」という立場から結婚相手になるよりは確率が高い。間違いない。
そんな努力したって無駄だ!というそこのあなたに紹介したいのが、今の"うたのお兄さん"こと横山だいすけだ。奇跡の美声男子。
この歌のお兄さん、何が凄いって高校生のときから「うたのお兄さん」が夢で、それを叶えたのだ。ちょっとこのインタビューを読んでみてほしい。
歌のお兄さんなんて、何年に一度変更があるか分からない上に、1人しか合格しない狭き門中の狭き門。結婚はともかく誰かの恋愛相手になるよりずっと難しいだろう。
「好きなことや、なりたいものが見つかったら、躊躇せずに突き詰めていってほしいと思います。何もはじめないまま“どうせ無理”と諦めてしまうことほどもったいないことはありません。あとは、何を実現したいのかを公言することも力になると思います。僕は高校時代に“うたのお兄さん”を目指すと決めてから、ずっとそのことを言葉にし続けてきました。人生の重要な節目で、いつも誰かが導いてくれたのは、仲間や先生、家族をはじめとした周りの人が僕の夢を知り応援してくれたからこそだと思っています」
本気で芸能人に惚れたなら横山だいすけを見習え!
そして、「結婚するくらならゲイであってほしかった」っていう人にはこちら。
その2:「アイアムアヒーロー」を読め。
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