本当に「関西人は順番を守らない」のか。
関西に移住して半年以上が過ぎた。
家賃も外食費も安く、まずい店が皆無で、店員さんは皆フレンドリー。とりあえず、暮らしやすさMAX!と思いながらのほほんと暮らしている。
そんな中、ひとつだけ気になることが出てきてしまった。それは「関西人が順番を守らない」ということについてだ。
東京にいたときは、関西人は駅のホームで並ばないものだと思い込んでいたが、それは違った。実際はきちんと列を作る。しかし、ドアが開いたら「よーいドン」とばかりに前列後列関係なく(おまけに降車する人もおかまいなしに)車両内に殺到する雰囲気なんだな、ということは理解した。
でもまあ、それくらいだと思っていたのだ。他は特に気にしていなかったのだ。
しかし、今日私は予想外の事態に遭遇してしまった。それはスタバでの出来事だった…。
私は店員さんに言われた通りに事前に席を確保して、3番目に並んでいた。レジは2つ。少し距離を置いて並ぶスタイル(空いた方のレジに進む)。並んでいると、前に立つオジサマに店員さんが声をかける。「先にお席をおとりになってから並んでいただけますか?」。店内の奥の方に席を探しに行くオジサマ。しばらくして列に戻ってきた。
私の前に。
おいおい。とは思ったものの、まあオジサマの気持ちも分かるので飲み込んだ。問題はその後の展開だ。
オジサマの番が来て、注文を始めると小学生の女児がきて並んだ。
オジサマの真後ろに。
えー!うっそー!という顔をしちゃったよね。さすがに。そうしたら、カウンターで一部始終を目撃していたらしい店員さんが出てきて、カウンターまで到達していない私の注文を聞きお金を受け取り、カウンターまで到達していない私におつりとレシートを渡してくれた。
順番に関しては弱肉強食。それが関西。
お客さんにはどこまでも親切に。それも関西。