時間がありすぎ日記

ガムシャラに働いた後、関西で主婦生活に突入。時間がありすぎて途方に暮れているので日々思ったあれこれを。

三十路にとって不倫は日常なのか。

マジでゲスの極みなスキャンダルが勃発した朝、私は同年代女性たちとグループLINEを楽しんでいた(私以外は全員独身)。それはそれは楽しくゲスな軽口をたたき合っていたわけだが、私が不倫を全否定する発言をした途端、会話の勢いが止まった。その瞬間に気づいた。

 

あれ?もしかして皆けっこう不倫しちゃってる感じ?

 

渦中の彼女のように、卒論提出の日を夢見て恋に溺れているわけではないだろうが、既婚者と火遊びくらいは三十路にもなれば日常なのかもしれない。軽くショックだった。

 

私の中では、不倫は絶対悪だ。なぜならば、結婚とは契約だから。契約を破ったらペナルティが課されるのは当然で、結婚という契約を結ぶ以上、自ら進んで破りにいく意味が私には分からない。私にとって結婚とは恋愛の最終形ではない。結婚とは、そこから築いていく現実の生活のために必要な契約に他ならない。

 

恋愛で得られる快楽と、不倫で失う現実とは明らかに不均衡だ。渦中の彼女は昨年後半の数か月間、幸せの脳内麻薬に酔っていたのかもしれないが、今回のことで失ったものは計り知れない。好感度しかり、スポンサー契約しかり、生涯年収しかり。心底ゲスな彼のダメージもかなりだろう。ファンの気持ちしかり、マスメディアへの露出機会しかり。恋愛で得られるのは「快楽」でしかないが、失うのは全て「現実」。不倫とは勝率が異常に低いギャンブルのようなものだ。

 

…と思っていたので、結婚前から不倫については完全にアウトだと公言してきた。不倫をしている友人もいるにはいたが、あくまでも少数派だと思っていた。

 

でも、もしかしたら違うのかもな。のめりこんではいなくても、カジュアルに既婚者と関係するのは30代女にとって思ったよりも普通なのかもしれない。でもそれって、既婚男性にとっては都合が良すぎる事態なんじゃ…ゲスを極めた人たちのせいで悶々とする日々が止まらない。